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KACHINA

人か神かもわからない、未知の魂。

自由気ままに踊り、遊びまわる気配は、

現代においても案外近くを漂っているのかもしれない。

それは空虚を拠り所にする魂のようであり、

同時に無邪気で、愛おしい存在。

愛知芸術文化センターの開放的な吹き抜け空間において、

「不思議な存在達」がくるくると踊り、遊んでいる。

身近なテクノロジーに潜む無垢な気配を探る

劇場型のインスタレーション作品として展示した。

生活の中に共存を始めた"自動お掃除ロボット"が

本作の重要な鍵として機能している。

​彼らが潜在的に持っている、

「旋回」くるくると回り、踊る。

「空虚」気配が宿る為の空白。

「自由」制御と意識を超えた行動。

といった姿の中に、古来から根付く、精霊や神様、

または妖怪を迎える為の「踊り」の姿や、

異形の者を迎える儀式、仮面を被る空虚な身体を重ね合わせた。

​PHOTO BY NISHI

KACHINA/ 2019